ミニガミッツのマンチカン

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桐島、部活やめるってよ ネタバレあり




どうも、沢山人沢山(@takusanzin)です。

しばらくブログの更新が滞っていたため、
「沢山人、ブログ辞めたのか?」と思ってしまった方も多いのではないでしょうか?
大変申し訳ありません。
随分長いお休みを頂きましたが、まだまだブログを続けていこう思っておる所存であります。

久々に映画の話題を。
今回取り上げる映画は、
「桐島、部活やめるってよ」
kirisima.jpg
であります。

そもそも、僕は、この映画を観る予定をしていませんでした。
しかし、ライムスターの宇多丸さんやダイノジの大谷さんなど
僕が信頼を寄せている人たちから、続々と絶賛の声が聞こえてきたため、
これは、今年観ておかなければならない映画なんじゃないかと思えて来ました。

決定打となったのは、前回放送の小明の副作用で、もぐもぐさんが
「桐島の青春のイタさが心に届かないような奴は駄目だって風潮になって来ている(くらい、桐島の評判が良いが、俺はそれほど良いとは思わない)」
というような発言をしていたため、
こういう、熱狂的なファンとアンチを生んでいる映画は是非観に行かねば〜
と思い、観に行ってきましたよ。

結論から言いますと、僕は完全にもぐもぐさん側でイマイチ乗れませんでした。

なかなか、良い映画だとは思います。けど、本当にこの映画は絶賛に値するのか?
というのが、僕の感想です。

僕が、この映画が、傑作になり得てないと判断する理由は2点あります。

まず、1つ目が、物語上の最大のキーマンである、桐島君が不在のまま映画が終わることです。

僕は、桐島君がスクリーンに登場しないことが問題だといっているのでは、ありません。

桐島君が、なぜ部活を辞めたのかが分かる描写が、
もっと言えば、桐島君が部活を辞めることに至った経緯に観客が感情移入出来る描写がほぼ皆無な点が
問題だと言っているのです。

「桐島、部活やめるってよ」
というタイトルでスクリーンに終始桐島君が登場しない。
これは、非常に意欲的で、挑戦的な構成だと思います。

だけれども、こういう作りにするならば、絶対に、
「桐島君がいなくなったことによる他者の動きにより、桐島君という人間が浮き彫りになる。」
という作りにするべきではないでしょうか。?

古典落語の名作中の名作に「らくだ」という噺があります。
僕が古典落語の中で最も好きな噺です。

主人公のらくだ、馬さんは、物語の最初から既にふぐにあたって死んでいます。
生きている馬さんが活躍するシーンは、一つもありません。
しかし、長屋の人たちに、香典を貰いにいく経緯によって、
馬さんという人間がどんな人間だったのかが見事に浮き彫りになっていくのです。

らくだが名作と言われる最大の原因はそこだと僕は思っています。

どう、考えても、今回の映画は、そういう構成にすることは避けては通れないのではないかと僕は思うのです。

今回の映画「桐島、部活やめるってよ」では、
学校ヒエラルキーの頂点である桐島君が、県選抜に選ばれる程、実力があるにも関わらず、
急遽、バレー部を辞めてしまう、金曜日から火曜日までの物語なのです。

にも関わらず、桐島君が部活を辞めた本当の理由が最初から最後まで全くわからない。

この映画は、桐島君が部活を辞めたという事実が、他者(桐島君の彼女、桐島君の親友、桐島君の親友の彼女、桐島君の彼女の友達等)に影響を与え、その影響が「青春」を浮き彫りにしているという作りになっています。

そして、その個々の「青春」のリアリティーが高く評価されているのではないかと思います。

けど、その「青春」のきっかけになった。

「桐島君が部活を辞める」という事実に

まるで、リアリティーがない。彼女にも、親友にも、なんの相談も無く突然部活を辞めるという衝撃の展開にリアリティーを与えるシーンが一つもない。これはどう考えても問題ではないでしょうか?

ここがないがしろにされての名作というのは、あり得ないと思います。僕は、どうしても気になります。
桐島が、好きな人はそんなのは、些細なことだ。この、桐島君に翻弄される高校生達の青春のリアリティーの素晴らしさに比べれば些末な問題だというかもしれません。

しかし、この問題を些末だと捉えられない僕には、どうもこの主人公達の「青春」すらリアルに感じられないのです。

どうも嘘くさく感じてしまう。

ずばり、二つ目の問題は
この登場人物たちの青春、本当にリアリティーあるか?ということです。

まず、こんなこというのは、あれかもですが、桐島君の彼女の梨紗ちゃんを演じる山本美月さんの、美しさの完成度が高過ぎるし、エロすぎる。せめて、早見あかりさんくらいに留めておくべきでしたな。

そして、梨紗ちゃんを彼女として選ぶ男、桐島君というのが、あまり、本来の桐島君がもたらすべきイメージと合っているような気がしない。

後、これもまた、脱線ですが、ヒエラルキーの頂点に立つバレー部員のポジションがリベロってどうなんすかね?それもまた、なんか違和感がありません?

かすみちゃんにしても、劇中では別にそれ程映画が好きなわけでもないキャラクターになっているから、前田君との関係性がミスリード要因になり過ぎている気がします。せめて、本当に映画は大好きだけど、「いわゆる映画好き」というのが今の高校生にどう映るか、前田君を通して分かっていて、本当は映画好きで前田君と映画の話もしてみたいけど、あくまでも、男のタイプは別よって感じにしないと成立しない気がします。

素朴な野球部員キャプテンも、言い方悪いけど、ともすればただのバカにしか見えない。

亜矢ちゃんも、気持ちは分かるが、もうちょっとリアリズムよりのキャラでも良いと思う。

以上、桐島君が、本当に良いとは思えなかった理由でした。


















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