ミニガミッツのマンチカン

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LOOPER(ルーパー)は魔法少女まどか☆マギカにテーマーがそっくりだ。 ネタバレあり


こんばんは。沢山人沢山です。
今日紹介する映画はルーパーです。

Looper [Blu-ray] [Import]

町山さんがたまむすびで2012年のベスト1映画に選んでいたこともあり、とても楽しみにしていました。

〈あらすじ〉
未来ではタイムマシンの使用は禁じられているものの、犯罪組織が敵を証拠もなく消すために利用していた。抹殺するターゲットをルーパーと呼ばれる殺し屋が待機する過去に転送、ルーパーは確実にターゲットを殺害する手はずになっている。腕利きのルーパー、ジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の元に、ある男(ブルース・ウィリス)が転送されてきた。いつものようにすぐさま仕事を片づけるつもりだったが、男が30年後の自分自身であることに気付いてしまう。ジョーが躊躇した隙をついて、未来のジョーは街へ逃走。仕事を完遂しないと自分が殺されるため、現在のジョーは必死に追跡する。ようやく未来のジョーを追い詰めた現在のジョーは、彼が危険を冒してまで過去へ来た真の目的を知る……。

を読むだけで、これでワクワクしなかったら、男の子失格だろ!って感じですよね。
で、昨日喜びいさんで見に行ったわけですが……。


端的に申し上げると面白かったです。
けど、生涯ベスト級 年間ベスト級ではないですね。
僕は、この映画に対して
RPGやチュンソフトのサウンドノベルのような印象をうけました。


僕はRPGが好きなんですよ。
何が好きかと言いますと、そのゲーム性が。
RPGって、僕のようなゲームがあまり得意ではない人がプレイすると
必ず、ボスを倒す前に何度か死んでしまうんですよ。
けど、何度も何度もゲームオーバーを繰り返すことでエンディングを観ることが出来る。
そこが、好きなんです。

いくら選ばれた人間、「勇者」だからといって
必ずしも全てがうまいくってことは、ないと思うんですよね。
どんなに優れた人間でも、ひとつ選択を誤るとゲームオーバーしてしまう。
それが、人生ですよ。

けれど、選ばれた人間が、何度も不死鳥の如く蘇ることが出来、
奇跡のようなストーリを歩めたら、
どんな強い敵だって倒すことが出来る。
そんな、RPGが持つ本来のメッセージが僕は好きなんです。

余談ですが、僕はいつもRPGに感じる違和感があります。
それは、なぜ、主人公が、必ず「弱いモンスターしかいない地域」に生まれて来て
ボスを倒そうと歩みを進めると、
常にちょうど良いくらいの敵と遭遇出来き、レベルアップしていくことが出来るのか?
という点です。
まあ、ぶっちゃけ、これをしないとゲームとして成立しないわけですが。
その点、ドラクエⅠは最初の町から見えるところに竜王の城があるところにグッと来るんですよね。

話はそれましたが、ルーパーです。

この映画を「生涯ベスト級」に好きになれるかどうかの一つのポイントとして
「ルーパー内のタイムトラベルルールとそのルールの粗はをすんなりと受け入れられることが出来るか」
というのがあると思います。

ルーパーは観ていただくと分かるんですが、
「非常に複雑に見える」映画です。
いっけんするとよく分からなかったり、
ここどういうこと?どう言う意味?
とあらゆるシーンで思ってしまいます。

少なくとも僕は、たくさんのシーンで?が浮かびました。
最後まで観終え、僕なりに映画を振り返り、考えてみた結果ですが
この映画は、「論理的な矛盾のない完璧な映画」というようなタイプではない映画だと思います。

そもそも、タイムトラベル自体が、現在発明されていない概念なので「論理的矛盾」
という言葉自体ナンセンスなのですが、

ここで言う論理的矛盾の無い映画とは、
僕が、「ここでこう説明あるのに、なんでこういう風になるの(後で具体的に説明します)?」
と聞いたときに、観た人が、劇中のシーンだけを用いて、完璧な説明をすることが出来る映画のことです。

ルーパーは、そういった映画ではないはずです。

劇中のオールドジョーに
「タイムトラベルの話は面倒だ。時間がいくらあっても足りない。」
と言わせるくらいなので明確な解答はないのでしょう。

僕は、理屈屋なので、この時点で、生涯ベスト級になる確率はかなり下がってしまいます。

しかも、ルーパーは、前半から中盤にかけては、
「論理的矛盾のない最高峰のSF映画」臭がかなりするんですよね。

僕としては、こういう臭いだすなら、おとしまえつけろよな!とかなり思ってしまいますね。

分かってるんです。この映画は、本質的には、愛と運命がテーマの話で
タイムトラベル自体に主眼を置いているわけではないということは。

だけど、やっぱり腹が立つ。

そんな沢山人のような性格の人は生涯ベスト級の映画にはならないはずです。

では、僕がその鼻についたところを具体的に説明していきましょう。

*僕のもやもやをスッキリさせるような映画の見方が出来た方は是非僕に教えて下さい。

ルーパーにおいて最も重要なタイムトラベルルールは3つだと思います。

1、「現在の自分が歩む未来」と「未来(30年後)の自分が歩んで来た記憶」がイコールではない。

2、イコールで無かったとしても、「現在の自分が歩んだ記憶」は、未来(30年後)の自分にも反映される。また、現在の自分の物理的な影響が未来(30年後)の自分にも反映される。

3、現在の自分が死ぬと未来の自分は消滅する。

もう、この時点で僕はかなり納得出来ないんですよね。

僕は、質量保存の法則とか信じちゃうタチだから、現在の自分が死ぬと未来の自分が消滅するとか、イマイチ納得出来ないんだよね。

現在の自分が歩む未来と未来の(30年後)の自分が歩んだ記憶がイコールでない時点で、現在の自分が死ぬと未来の自分は、消滅しない気がしますし、1と2のルールーの食べ合わせが相当悪い。

タイムパラドックスに対する調整が、あらゆる物理法則を無視して行われたら、なんでもありですやん!と思っている自分を隠しきれませんな。

まあ、それはそれとして置いといて、

このルールを用いた「かっちょいいシーン」がルーパーにはたくさん登場します。
その中でも特に印象的なのが、

・ジョーの親友が、拷問されると、違う場所にいるオールド(未来から来た30年後の)親友にも結果が反映されていくシーン(ここで強烈に印象づけておくことで、ラストシーンでジョーが死ぬとオールドジョーが消滅するというルーパーない独自ルールも容易に飲み込めるわけですね)。

・ジョーとオールドジョーが最初に対談するシーンで、オールドジョーがジョーにフランス語で「股間に銃を隠しているだろ。」というシーン(ジョーの記憶はオールドジョーに必ず反映されるというルールは説明されていない)と、同じく、「中国語も勉強しろよ!」というシーン(結局フランスには行かずに、中国に行くことを知っているから)。

ここは、劇中でもかなりの見せ場で、かっこ良かったっすわ〜。

こういうかっちょいいシーンを撮るための道具としてタイムトラベルが存在していて論理性は関係ないと言われたまあ、それまでなんですけどね。

さらに、物語の本質とタイムトラベルルールが密接に関わってくる展開の中で、僕がよく分からなかった、
「いったいオールドジョーが生きてきた世界でなぜレインメーカーが出現したのか問題」
があるんですけど、ここもイマイチ腑に落ちないところですな。

これは、映画を観たら鉄星さんにも是非聞きたい。

簡単に説明すると。
現在のジョーが歩む道とオールドジョーが歩む道は全く別なわけです。
なぜなら、オールドジョーが歩んだ道では、30年後自分を殺しているから。
だから、現在のジョーが歩む道で発生する「レインメーカー出現イベント」(オールドジョーが超能力を持つ赤子の母親を殺害して赤子が復讐の念から悪魔(レインメーカー)になる)のスイッチをオールドジョーはポチッとしないはずなんですよ。

けど、オールドジョーの未来にはレインメーカーが登場してるんですよね。

な・ん・で・や・ね・ん!

まあ、わかるんですけどね(論理性を無視すれば)。

過去・現在・未来は複雑にリンク(ループ)していて

あらゆる選択肢があるようにみえるが(それがどのタイミングかという点は除いて)、ある一点を境に必ず、レインメーカー(悪魔)が存在する世界になってしまう。

だけど、もし、全てのパズル(条件)が整ったとき

つまりジョーがあらゆる未来に起こる終末[悪魔(レインメーカー)の誕生]を防ぐために、全てを引き受けた(死を選んだ)とき、世界に悪魔がいない未来(平穏)が訪れる。

というわけです。

本当はこのあたりの映画の主題が僕のRPGに抱いてるイメージと重なるな〜と思って、この記事を書き始めたんですが、こうやって文章にしていくと、なんか魔法少女まどか☆マギカにめちゃ似とる。文章にするまで全く気付かなかった。

というところで、僕はブログのタイトルを「LOOPER(ルーパー)は魔法少女まどか☆マギカにテーマーがそっくりだ。 ネタバレあり」に変更しています。大発見だ。

大発見だ。ウレピー!!つうか、こんな壮大なテーマを先にやってる日本人凄いな。

もう、僕はこの発見で満足してしまったし、相当長くなってしまったので後の感想はテキトウに書きます。

ルーパーはやっぱり、「論理的矛盾のない最高峰のSF映画」を偽ってるので、おいおい!っていうわかりにくい設定がたくさんあるのも「難解」にしている理由の一つだと思います。

・まず、エイブが未来からやってきているという設定がイマイチいきてない(実は現在のキャラの誰かなんではないかと疑わせる作りになってると思う)。

・ジョーがお世話になってる売春婦と息子のエピソードがいまいちしっくり落ちていない。

・ジョーの歩む道とオールドジョーがジョーのときに歩んだ道が並行して描かれるから、夢オチみたいでわかりにくい

・セスのバイクをタイムトラベルのキーアイテムとして頻出させた意味がイマイチわからない。

こんな感じです。

最後に、沢山人のLOOPER=魔法少女まどか☆マギカ論でいうと

ラストシーンでオールドジョーがレインメーカーの母親を殺す世界と現在のジョーの30年後の未来がリンクしていて、復讐のために、レインメーカーがROOPを閉じてるのだと思います。

以上です。

まあ、よく考えたら僕がSFをあまり知らないないだけで、どのタイムトラベルものもこんな感じのテーマになるのかな?いずれにしても、こういう映画は、友達との喋りしろがあって楽しいのでオススメです。

鉄星の感想↓
ルーパー(LOOPER) 観了。 確実に今年一番の映画ではない。


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ルーパー(LOOPER) 観了。 確実に今年一番の映画ではない。 #movie

どうも鉄星です。 今日ようやく「LOOPER」(Wikipedia)観てきました。 先に観ていた沢山人の感想はこちら↓ LOOPER(ルーパー)は魔法少女まどか☆マギカにテーマーがそっくりだ。 ...

| ミニガミッツのマンチカン | 2013/01/20 08:30 |

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