ミニガミッツのマンチカン

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映画 R100 (松本人志監督作品)ネタバレあり


どうも、沢山人です。面白くなかったです。

R100_美女_A

ついつい、先に本音が洩れてしまいましたが、
今日は第4回松本人志監督作品 R100の感想です。
僕は、松本人志監督の映画は絶対に劇場に足を運ぶと決めています。
なぜなら、僕は松本映画を
「絶対に負けると分かっていても、観に行かなければならない映画」と捉えているからです。
では、なぜ負ける(面白くない)と分かっていても、観に行くのか?
それには、3つの理由があります。

一つ目は、「面白い映画」のありがたみを知るため

20年以上も生きていると、「どれが、自分にとって面白い映画」なのか、観なくてもおおよそ予測出来るようになって来ます。

・誰が監督なのか?
・どんな映画なのか(YouTubeなどで予告も簡単に確認出来ます)?
・信用出来る映画評論家が勧めているかどうか?

などと、自分の好みを照らし合わせていけば、よっぽどのことが無い限り、「ハズレ」を引くことはなくなって来ます。つまり、僕は、ほとんどの場合「自分の好きな映画」を観に劇場に足を運んでいるわけです。

しかし、劇場公開されている映画が全て面白いかというと、当然答えは、「NO」なわけです。
僕は観ないのでわかりませんが、巷には「クソつまんない映画」が溢れているはずです。
僕は、慈善事業で、映画を観ているわけではないので、つまんない映画なんて時間の無駄!
絶対に観たくありません。
しかし、いつも、面白い映画を観ていると、面白い映画が当たり前になり過ぎて、「面白い映画」のありがたみが薄れてしまいます。
そこで、松本映画です。僕は、もう一度、素晴らしい映画が存在することの希少性とありがたさを再認識するために、松本人志監督作品と板尾創路監督作品は、必ず劇場に足を運ぶのです。

二つ目は、「踏絵」としての側面です。

こういう、他ジャンルで大きな成功をおさめた映画監督作品には、ありがちなことですが、映画公開前にたくさんの著名人が絶賛のコメントをよせています。R100も例外では、ありません。
testimony_sub.jpg
拡大
いいですか、こいつらは全員信用出来ない!
ってことが、一発で分かるわけです(映画がつまらなかった場合ですよ)。
今回のR100も水道橋博士などが、Twitterで誉めていらっしゃいましたが、
本当に映画として心の底から面白かったと思っているんですかね?
僕は疑問です。

で、最後の三つ目ですが、
最高に面白い映画を撮るかもしれないから
です。映画監督としての松本さんは、1㎜も信用していませんが、
コント師、コメディアンとしての松本さんは、非常に信頼しています。
だから、奇跡が起きて、本当に面白い映画を撮ってしまうかもしれない。
僕は、いつも、この可能性があるから劇場に足を運ぶわけです。
さすがに、1000%駄作とわかっていたら、劇場に足を運びませんよ。

前置きが長くなりましたが、本題のR100の感想について述べたいと思います。
冒頭で面白くなかった。と述べましたが、
心底、100%、最初から最後までつまらなかったかというと
そうでは、ありません。
ところどころ面白いな〜と思うところはありました。
これが、大阪芸術大学の学生の卒業制作作品だったなら、
まあまあ、才能あるじゃん。面白かったよ。
と言うと、思います。
けれど、松本人志監督の商業映画として観た時に、
他の映画作家の作品と比べて面白かったかと言うと、
「面白くない」ってことなんですね。

先に、数少ない良いところを述べたいと思います。

①映画が走り出したな!と思える瞬間があった。

これは、僕個人の趣向の要素が大きいと思いますが、
今までの松本映画は、単純に天丼の積み重ねで、非常に単調、コントを延々と見せられているようでした。
通常の映画にあるようね、
伏線が終わり、映画走り出した! 
登場人物達が、生き生きしだした!と思える瞬間が全くありませんでした。
しかし、今回のR100においては、唾液の女王様こと渡辺直美さんが、大地真央さんと自宅でプレイするシーンあたりから、「おっ、面白くなって来たな。」映画が動き出すぞ!という感じがしました。
まあ、それまでは、眠いな〜、と思っていたわけですが。

②女王様の羞恥プレイが心底嫌だな、受けたくないなと思えた。

特に、佐藤江梨子さん扮する女王様が、高級寿司店で出て来た鮨を食べる前に全部手で潰してしまうプレイと声の女王様のプレイ、唾液の女王様こと渡辺直美さんが、トマトや、長芋のペーストを口に含んで吐きつけるシーンは心底嫌だなと思えましたし、非常に笑えました。

では、数多い、悪いところを述べます。

とその前に、
今回僕は公開初日の10月5日に地元の映画館へ観に行ったんですけど、
全然お客さんが入っていませんでした。客の入りは3割弱と言ったところでしょうか?
そして、映画の最初から最後まで、声が漏れることは、ほとんどなかった。

仮にも、日本の3指に入るようなコメディアンの監督作品で、
これ程までに、人気が地に落ちているのは、
さすが、松本監督、過去三作品で、確かな地位を気付いてしまったなと思いました。

映画公式Twitterアカウントの10月7日現在のフォロワーもたった、1700人しかいません。
僕とほとんど変わりませんよ。

さあ、本題にいきましょうか!こっからは、ネタバレ全開になります。

まず、映画を観た誰もが思うことだと思うんですが、

R100あらすじ(Wikipediaより)
有名家具店勤務の片山貴文は、クラブ「ボンテージ」へ入会する。契約により、日常生活を送る片山の前に女王様達が現れる。内容は次第にエスカレートしていくが、契約上、1年間は途中解約できない。家族にまで影響を及ぼし始めたの機に、片山は「ボンテージ」と戦う。
上記の様な内容の作品を、100歳を迎える映画監督が作成し、関係者試写会を開く。しかし関係者達は中々内容を理解出来ない。

つまり、作品本編自体が、100歳を迎える映画監督の映画作品というメタ的な構造になっており、
映画のタイトルR100は「100歳を超える程の年をとらない理解出来ない」という意味です。

これ、相当な逃げじゃないですか?

たしかに、この映画は、100歳を超えて、相当脳みそがおぼろげにならないと面白いと感じれないかもしれません。
けど、決して、理解が難しい芸術映画でも、人生の経験を必要とする映画でもなんでもないですよ。

ただ、凡人が一生懸命に難解な映画にみせようと思って作った映画に他なりません。

メタ的な視点を取り入れて、そういう人じゃないと分からないと言う風に作ったのも、単なる逃げとしか思えません。
松本監督は、昔、著書のシネマ坊主の中でポールトーマスアンダーソン監督をボロクソに言っていました。

「結局、映画監督として基礎ができてないんじゃないかと思うんですね。
たとえばピカソは、一見グチャグチャの絵を描いているように見えますけど、
本当はちゃんとした絵を描ける力があって、それをあえて崩して、下手に
見える絵を描いている。なのに、この監督(=PTA)は、その基礎がわからずに、
下手な部分だけを真似してるから、つじつまがあわなくてグチャグチャなんですよ。
遊んだ映画をつくりたいのなら、もっとちゃんとした映画を何本か撮ってから、
その上で遊びなさい、と言いたい。( 〜中略〜) この監督の映画は要注意です。
ブラックリスト入りですね。こいつの映画は今後見ないほうがいいです。」(10点満点中0点)


この当時は、何の気なしに、正論を振りかざしたつもりでしょうが、まさか自分に倍返しで返って来るとは思ってもいないでしょう。

しかし、この映画の中でも
「少しの苦痛は、苦痛でしかないが、大きな苦痛は喜びに変わる」
と言っていますし、松本さん本人は自他ともに認めるMとして有名ですので、

つまらない映画を撮り続け、自分のコメディアンとしての地位を貶めることで快感を得ている


というのが、裏テーマだとした、面白くはないけど、筋の通った映画だと思いますね。

長くなり過ぎたので残りの悪いところは、箇条書きにしておきます。

・いつ来るかわからないと言いつつ打ち合わせをしている感じのプレイも多々あった。

・プレイがプレイじゃなくなるという発想は、デヴィッド・フィンチャーのゲームのようで、非常に面白いが、老人の「作品」という形にしてしまっているため、リアリティラインに沿った作品ではないとわかり、興ざめする。

・唾液の女王様のいろんな味を吐きかけるシーンは、ディープキスくらいした方が、迫力が出たのではないか?

・唾液の女王様の敷いたブルーシートが綺麗なままなのも興ざめする。

・最後の爆破シーンがチープ過ぎる。

とりあえず以上です。

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